思い通りにいかないから面白い!

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人生には思い通りにいかないことがあります。若いうちは特に、計画通りにはいきません。

  • ・滑り止めの大学に入学した。
  • ・思い描いていたバラ色の学生生活にはほど遠い。
  • ・異性にモテない。
  • ・単位が取れない。
  • ・アルバイトの面接に落ちた。
  • ・お金がない。
  • ・内定が出ない。

そういうときは、どのような気持ちになるでしょうか?

  • ・だから自分はダメなんだ…
  • ・要領のいい人がうらやましい…
  • ・才能があればなぁ…
  • ・お金があればなぁ…

おそらく、このような気持ちになるでしょう。
 

しかし、よくよく考えてみてください。もし、大した努力も苦労もせずに、何もかもうまくいってしまったら、どのような気持ちになるでしょう?

  • ・たいして努力もせず志望大学に入学できたら?
  • ・恥ずかしい思いもせず異性にモテたら?
  • ・勉強せずに単位が取得できたら?
  • ・あり余るほどのお金があったら?
  • ・一流企業からあっさり内定が出たら?

きっと、生きがいを感じることはできないはずです。何もしなくても成功が手に入ったら、おもしろいわけがありません。

勝ったり負けたりするからゲームは面白いのであり、勝ってばかりのゲームでは退屈です。ある意味では、負けてばかりのゲームよりつまらないでしょう。勝ちばかりでは、向上心が刺激されたり、達成感を味わうことができないからです。
 

それは、人生でも同じです。なかなか思い通りにいかないから、人はあれこれと試行錯誤します。そして、たまに上手くいって大喜びします。

これが人生の醍醐味です! 試行錯誤しているこの瞬間を味わうことができるようになれば、人生の達人といえるでしょう。

 

古代ギリシアの大哲学者プラトン[1]は次のように述べました。

自分に打ち勝つことは勝利のうちで最大のものである。

「自分に打ち勝つ」とは、試行錯誤を続けることです。弱気で挫けそうな自分に打ち勝って、さらに試行錯誤ができるかが勝負の分かれ目です。

思い通りにいかないときは、「だが、それがいい !!」[2]とうそぶいてみましょう。思い通りにいかないから、生きがいがあるのです!

[1]プラトン
(紀元前427年-紀元前347年)古代ギリシアの哲学者。ソクラテスの弟子であり、アリストテレスの師。プラトンの思想は西洋哲学の源流といわれる。『ソクラテスの弁明』、『国家』など著作多数。
[2]「だが、それがいい !!」
漫画『花の慶次―雲のかなたに』の主人公・前田慶次の台詞。

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(おわり) 

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