大学生活を充実させるたった一つの秘訣とは?

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学生生活を充実させるために一番大切なこと。それは、自分の基準で行動することです。

ほとんどの人は、「他人の基準」で行動しています。「他人の基準」とは、親の期待に応えること、先生の期待に応えること、そして、友人の評価を過度に気にすることです。

  • ・親に反対されそうだから、やりたかったことを諦めた。
  • ・他人から一人ぼっちと思われるのが嫌だから、一緒にいて楽しくない知り合いとだらだら時間を過ごした。
  • ・頭が良いと思われたいし、就職に有利そうだから、それほど興味のない難関資格や難しい本に挑んだ。

これらはみな「他人の基準」に基づいています。「他人にどう思われたいか」が動機となっているからです。

しかし、このような学生生活は、楽しいのでしょうか? 他人の目を気にしてやりたいこともやらず、後悔しないのでしょうか?

 

経営コンサルタントで有名な大前研一さん[1]は、他人が期待する人生を生きることに警鐘を鳴らしています。

いちばんいけないのが、「他人の人生」を生きることである。親の期待する人生、先生の言った通りの人生、上司の期待する理想の部下、などなど。それで楽しければ今はいいかもしれないが、問題がある。それは、いつか自分の人生ではないということがわかる「真実の瞬間(The Moment of Truth)」が必ず訪れるからである。

大前研一 『やりたいことは全部やれ!』 講談社 2001年 p.30

 
「親の反対を押し切ってでも、あのときやりたいことをやればよかった」と後悔しても、もう遅いのです。

「知り合いとグダグダつるんでいないで、読書や一人旅など、一人でしかできないことをやればよかった」と後悔しても、もう遅いのです。

「人から凄いと言われることを期待して勉強ばかりしていたけれど、仲間と一緒にわいわい楽しめばよかった」と後悔しても、もう遅いのです。
 

このような後悔をしないためには、他人の目を気にする「他人の基準」ではなく、「自分の基準」で行動しましょう。

 

では、「自分の基準」とは何なのか? それは、自分の夢や希望です。平たくいえば、自分がやりたいと思っていることです。

他人の目や他人の評価など気にせず、自分がやりたいと思っていることに取り組む。これが「自分の基準」による行動です。

自分の興味や関心のおもむくままに取り組めば、生活がだんだん充実してきます。自己肯定感も醸成されて、自分に自信もついてきます。

もっと上手い方法が他にあったかもしれないと反省することはあっても、後悔することはないでしょう。たとえ不本意な結果が訪れても、「自分はやりたいことをやってきた!」と納得できます。

 

そもそも人生に保証などありません。「他人の基準」で生きれば成功するわけではありません。それなら、「自分の基準」で行動して、「自分は自分の人生を精一杯生き抜いた!」と納得できたほうが、清々しくはないでしょうか?

「自分の基準」で行動するとは、もちろん、無責任になるということではありません。やらなければならないことはきっちりやりましょう。

それを踏まえたうえで、悔いのない大学時代を過ごしたいなら、他人の目ばかり気にするのではなく、自分の気持ちにも素直になりましょう。

これが学生生活を充実させるための秘訣です!

[1]大前 研一
(1943 - )日本の経営コンサルタント。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院で博士号を取得。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インクで日本支社長を務める。『企業参謀』『この国を出よ』(共著)など著書多数。

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(おわり) 

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