入学早々やってはいけないこと!
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大学受験も終わり、やる気満々の新入生諸君! 入学したらあれもこれも始めたくてうずうずしているかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。いくら意欲がわいていたとしても、次のことを入学前後にはじめるのは、得策ではありません。
1. 長期アルバイト
「大学生になったらアルバイトを始めたい!」と考えている新入生は多いでしょう。しかし、入学直後にアルバイトを始めてはいけません。
4月から5月にかけては、サークル・部活動の新歓コンパや大学主催の新入生歓迎企画など催しが盛り沢山です。今後4年間の交友関係を左右しかねない大事なこの時期に、アルバイトなどやってる場合ではありません。
経済状況が厳しい方はやむをえないですが、それ以外の方にアルバイト(特に長期)はおすすめできません。新入生の春は、それよりも、大学の講義や雰囲気に慣れたり、学内の知り合いを増やすほうがはるかに大切です!
アルバイトは早くても、大学に慣れ始める6月ころから始めてはいかがでしょうか? できれば、最初の期末試験を終えてから始めることをおすすめします。
2. 自動車免許の取得
教習(自動車運転免許)も大学入学早々に始めがちです。できるだけ早く取得したい気持ちはよく分かります。しかし、アルバイトをおすすめしない理由と同様に、新入生の春は、免許よりも大事なことがあるはずです!
また、4月は教習所が混雑する時期でもあります。混雑が解消される6~7月ぐらいから始めたほうが、結果的には短期間で取得できます。
できれば、ここでも最初の期末試験を終えてから始めることを強くおすすめします。夏休みを利用して免許合宿に参加したり、教習所が比較的空いている9~10月に通学を始めるといいでしょう。
3. 難関資格の勉強(ダブルスクール)
受験勉強では興味のない科目も嫌々勉強したけど、大学に入ったら好きな分野を好きなだけ勉強できる! 確かにその通りではありますが、入学早々のダブルスクールはいただけません。とりわけ向学心の高い新入生は、司法試験や公認会計士試験の勉強に着手してしまいがちです。
しかしここは発想を変えて、いままで受験勉強も頑張ったのだから、少し立ち止まって物を考えてみてはいかがでしょうか? 難関資格を取ることが、理想とする自分の未来に果たしてつながっているのか、それを考えるために見聞を広げることも大切です。
世の中には、大学入学早々に勉強を開始して、10代のうちに司法試験や会計士試験に受かってしまう猛者もいます。また、推薦入学や内部進学の新入生の中には、大学で早く専門的な勉強を始めたいという人もいるでしょう。
そのため、一律にやめておけとは言えません。早く始めたほうが有利な場合も確かにあります。しかし、大多数の新入生に対しては、大学入学の春にしかできないことに取り組むことをおすすめしたいです!
ちなみに、難関資格の勉強は、大学3年生あたりから始めるのが一般的です。
4. 深酒
これは、すべての新入生に伝えたいことです。
これからせっかく人生の春を迎えるのに、急性アルコール中毒で亡くなる新入生が毎年跡を絶ちません。くれぐれも飲みすぎには注意しましょう。
また、お酒を強要するサークルや部活には近寄らないでください。そもそも20歳未満の飲酒は法律で禁止されているはずです。分別のない集団とは距離を置き、関わらないこと!
場の雰囲気に合わせることも時には大切ですが、それよりも、あなたの人生のほうがはるかに大事です。自分の身は自分で守るという意識を持ってください。そして、必要に応じて助けを求めてください。これも大学生活で大切な心構えの一つです。
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(おわり)
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