危険なサークルに気をつけよう
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サークルの中には極めて悪質で危険なものが存在します。そうしたサークルに関わることで人生を棒に振ってしまったり、最悪の場合は命を失うことすらあります。
自分には関係ないことだと思っていませんか? 実は、大学の構内には部外者が多く出入りしており、必ずしも安全とはいえません。
だから、サークル選びにはくれぐれも注意してください。
危険なサークルの分類
危険なサークルを大雑把に分類すると、次の3つに分けることができます。
1. 婦女暴行を目的とするサークル
近年では「スーパーフリー事件」が有名です。東京を中心に活動していたサークルですが、当時は西日本の主要大学にもビラが撒かれていました。
→ Wikipedia「スーパーフリー事件」
2. 過激な政治活動を目的とするサークル
思想の自由、結社の自由は、もちろん憲法で認められていますが、破壊活動や暴力行為を主な目的とする反社会的なサークルとは関わらないほうがいいでしょう。
3. カルト的な宗教活動を目的とするサークル
信教の自由も憲法で認められていますが、カルト(反社会的な宗教団体)には注意しましょう。彼らの主な目的は、新入生の金品を巻き上げ、布教活動に従事させることです。
宗教とは無関係を装っていながら、実は宗教団体ということがよくあります。
→ Wikipedia「偽装サークル」
こうした危険なサークルの勧誘手口は、驚くほど多種多様です。マインド・コントロールなどを駆使して学生を巧妙に洗脳する悪徳サークルも少なくありません。
少しでも「怪しいな」と感じたら、十分に注意してください。「なんか怪しいな…」という直感を大事にしてください。
自分の手に負えないと感じたら、一人で抱え込まないで大学の学生課などに相談しましょう。
狙われやすい学生の特徴
- ・ファッションなどが地味で世間に疎そうな学生
- ・下宿し始めた新入生
特に、地方から出てきて、下宿(一人暮らし)を始めたばかりの新入生は注意してください。慣れない土地で心細い思いをしている新入生の心の隙を危険なサークルは付け入ってきます。
もし怪しいサークルに声をかけられたら、何をやっているサークルなのかその場で尋ねましょう。口ごもるようだったら、絶対についていかないこと! 答えたとしても、直感的に怪しいと感じたら、その場合もついていかないこと!
どこかに引きずり込んでから脅迫するのは、危険なサークルの常套手段です。人目につかない場所へ連れて行かれないよう気をつけましょう。
残念ながら、キャンパス内には危険な人間も多数出入りしています。知見を広めるためにさまざまなサークルを見て回ることも大事ですが、くれぐれも気は緩めないでください!
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(おわり)
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