本は汚しながら読もう!
ver. 1.00
本は綺麗に読んではいけません。積極的に汚しましょう!
どのように汚すか? 気になった箇所、記憶したい箇所、目から鱗が落ちた箇所、日常に活かしたい箇所などを、(1)鉛筆やペンで線を引いたり、(2)ポストイットを貼ったり、(3)該当するページの端を折るなど、自分が気に入る方法で印をつけてください。
このようにしておけば、例えば、印をつけた箇所だけを読むことで、その本を手早く復習できます。また、レポートや論文で引用したいときに、目的の文章を素早く探すことができます。
また、再読した際に、気になる箇所が前回とは異なっていたりすると、読みの深さや興味関心の変遷などが分かるため、自分の成長を実感することができるでしょう。
ただし、遠慮なく汚すためには、身銭を切らねばなりません。本はぜひとも買ってください。図書館や友人から借りた本を汚してはいけません。
ちなみに、本に線を引くなら、4Bくらいの鉛筆がおすすめです。芯が太くて柔らかいため、紙面を傷めず、ペンで塗るように線を引くことができます。それ以外には、例えば齋藤孝さんは、3色ボールペンの使用を提唱しています。
鉛筆やペンが面倒という方は、ポストイットを常備しておくといいでしょう。幅が狭くて透明なポストイットなら、再読するときも邪魔になりません。
いずれにしても、本は積極的に汚しながら読むにかぎります。本は汚せば汚すほど価値が高まり、読書が面白くなります!
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(おわり)
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