小倉百人一首

『小倉百人一首』は、藤原定家(ふじわらのさだいえ 1162~1241)によって編纂されました。「小倉」の名は、嵯峨(京都の西郊)にあった小倉山荘の障子に百枚の色紙を貼って書かれたことにちなみます。

10世紀のはじめ頃から13世紀初頭までの秀歌が時代順に100人の歌人の和歌から一人一首ずつ収録されていますが、その時代を代表する歌が収められたというわけではありません。『小倉百人一首』は、あくまでも定家の好みに基づいて集められた詞華集(アンソロジー)です。

今日では「百人一首」を「ひゃくにんいっしゅ」と読むことが一般的ですが、かつては「ひゃくにんしゅ」と読まれていました。

 

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